占術は大きく分けて3種類!
カードなどの「偶然出た目」をもとに占う卜術
誕生日など持って生まれたものをもとに占う命術
現在の見た目や形や状態などの「相」から占う相術
それぞれに特徴があり、得意なこと、苦手なことがあります。
卜術(卜占)
偶然的に出たカードや卦を元に占う方法です。道具さえあれば手軽にその場で占うことができます。
現在の状況を起点に、相談者の質問に柔軟に答えていくことができます。
例えば、直近の過去・現在・未来の状況や運勢、現在のお相手の気持ちや行動、対応策などを占えます。
現在の状況が起点になっているので、相談者の気持ちや意志など現在の状況が変われば、占い結果がガラッと変わっていきます。
有効期間は大体は1〜3ヶ月ぐらいと言われています。
生まれ持った資質や才能、宿命、使命などを占うには命術の方がよりハッキリ詳細に分かります。
また、人生全体の運勢の流れなど長期的なものを占う場合には命術の方が得意で、卜術は苦手です。
卜術には、タロットカードやオラクルカード、ルノルマンカード、トランプ占い、ルーン占い、易などがあります。
命術(命占)
誕生日や生まれた時間、場所などを元に特殊な計算をして占う方法です。
生まれ持った才能や性質などの先天的な特徴や、過去・現在・未来の長期的な運命や運勢の流れなどを観ることができます。
占うのに特殊な計算が必要(現在はPCで簡単に出せます)で、計算結果を読み解くためにも様々な技法や理論が存在します。
命術は生まれ持ったものを観ることが得意です。
生まれ持った容姿や体質、性格、興味や好みのタイプ、適職などを占えます。
好みのタイプやその人の性質が分かるので、彼との相性も占えます。
また、「何歳ぐらいにはこういう傾向がある」、「何歳ぐらいはこういうことに注意」など、長期的な運命や運勢、宿命を観ることも得意です。
一方で、現在の状況に対して柔軟に答えを知りたい場合には向きません。
例えば、命術で「彼の好きなタイプ」や「彼との相性」は占えますが、「現在の彼の気持ち」を占うことは難しいです。
生まれ持った性質や運命は占えますが、「現在どのように対応したら良いのか」などのアドバイスを柔軟に知りたい場合には卜術が向いてます。
命術には数秘術や西洋占星術、四柱推命、九星気学、紫微斗数、宿曜占術、インド占星術などがあります。
相術(相占)
ものの相(形や状態)から人への影響や運勢、吉凶を占う方法です。
相術は相(形や状態)を変えることで運勢を良くしていくことができる、という特徴があります。
命術や卜術と比べて普段の生活に取り入れやすい開運法になります。
相術には、手相、人相、姓名判断、風水などがあります。
まとめ
卜術・命術・相術それぞれに得意なこと、不得意なことがあります。
・お相手の現在の気持ちや対応策・アドバイスなどを柔軟に知りたいなら卜術
・自分や相手がどういう人なのかなど持って生まれた才能や性質、相性の良し悪しなどを知りたい、長期的な運勢の流れを知りたいなら命術
・現在の見た目や形や状態から運気を知りたい、どう変えればより運気を良くしていけるか知りたい場合には命術
・何を知りたいのか(彼の気持ち、自分の才能や適職など)
・どうしたいのか(運気を良くしたい、人間関係や仕事などの状況を改善したいなど)
をハッキリさせて、それに適した占い方法を選んだり、上手く組み合わせることでより占いを効果的に活用できるようになるでしょう。